- 収録曲 - 1. HANG UP THE PHONE 2. THE RIVER 3. LOVE SONG 4. 男と女 5. 嘘 6. PRIDE 7. SOMETHING THERE 8. NとLの野球帽 9. CASTLES IN THE A... 10. SAY YES 11. HANG UP THE PHON...
カスタマー平均評価: 5 今聴いても決して色褪せない名曲の数々 このアルバムを熱心に聴いていたのが僕が中学生の頃だ。当時はCHAGE&ASKAしか見えないくらい彼らの音楽にはまっていた。色々な良いアルバムがあったけれど、この"MTV UNPLUGGED LIVE"は最もお気に入りと言っていいほど好きだった。MTVの事もUnplugged Liveの事もこのアルバムで僕は初めて知った。現代になって聴いてみても、全くこのアルバムは色褪せない魅力があると思うし、今でも僕の好きなアルバムの一つとして、存在しているのは確かだ。
90年代初頭に発売された彼らの代表的なシングル曲"Say Yes"。今の時代にあのアレンジを聴くと少し恥ずかしさも感じてしまい、案外遠ざかっていたけれど、このアルバムを聴いて、やはり名曲だな・・・と思わざるを得なかった。Askaさんも「僕らが今このステージにいるのは、この曲のお陰かと思います。」とこのUnpluggedのMCで語っていたように、日本でも突出したセールスを誇るこの楽曲は、やはり素晴らしい日本を代表するスタンダードナンバーなのだと、今となって思った。
オーディエンスが全て外国人だった事に、Askaさんは相当慎重になっていたらしいけれど、この楽曲の構成は確かに見事だと思う。"Hang Up The Phone"のファンキーなノリで始まり、英詞の"THE RIVER"。"男と女"、"嘘"といった日本らしいメロディをアコースティックで優しく奏で、英詞の"Something There"に、Chageさんがメインで、海外のシンガーにも決して負けないその喉を披露し、大盛り上がりとなった"NとLの野球帽 "。そして"On Your Mark"の英詞バージョン"Castles In The Air"と"Say Yes"でラスト。彼らの良さを演出し、オーディエンスも盛り上げる、このプロ意識の高いライヴには、ちょっと同じ日本人として誇らしい気も感じさせる。
個人的に欲を言うとビデオ(現代ではDVD)に収録されていた"Red Hill"はかなりクオリティの高い出来であったので、これも収録して欲しかったと思う。ちらほらとバックに聴いた事のあるアーティストがいるのも凄い事だと思うけれど、その洗練されたレベルの高い演奏に決して負ける事のない、2人の声と音楽は改めて素晴らしいものなのだと思った。 初心者はまずこの1枚! 初のアジアのアーティストとしてチャゲアスがMTV UNPLUGGEDに出演した際の模様を収録したライブアルバム。心に響くメロディを持った名曲達がアコースティックアレンジされ生まれ変わっている。チャゲアスも臆する事無く貫禄のステージングを見せている。このライブの成功はハモンドオルガン奏者のJessBaileyのオーケストレーション&コーラス隊といった重厚なサウンドアレンジの力も大きかったと思う。「LOVE SONG」のメロディや切ない歌詞は、恋をした事がある人なら心を揺さぶられるのは間違い無い。私も大好きな曲だ。映画スト2の主題歌「SOMETHING THERE」もアコースティックバージョンの方が広大な世界を感じられ感動的。チャゲの透き通る声が美しいメロディに乗る「NとLの野球帽」。お馴染み「SAY YES」はあえて英語詩で聴いてみたかった気もするが。細かい所でBEATLESやQUEENの影響がちらほら出てくるのも楽しい。プロデューサーも懐かしさを感じたらしいが、そういった安心出来る優しい音がチャゲアスの武器であり長所である。音楽好きなら色々なイメージは抜きにして、自然に彼等の音を受け入れる位の心の広さは持っていて欲しい。今まで無視してたけど、ちょっと聴いてみようかな?と思った人は是非このアルバムからどうぞ。 DVD版の方がお勧め!! アンプラグドという「マイク以外電気を一切使わず、アコースティックな楽器だけでの演奏」によるライブです。CHAGE&ASKAの楽曲がアンプラグド用にリメイクされ、原曲とは違った魅力を放っています。
実はこのアルバムにはDVD版があるのですが、DVD版の方がかなりお勧めです。何故ならDVD版には、CD版には未収録の「RED HILL」が収められているからです。しかしその代わりにDVD版ではCD版収録の「男と女」がカットされています。しかしDVD版収録の「RED HILL」は、はっきり言ってこのライブでの目玉曲の一つで、原曲とは全然違った感じの曲に仕上がっていて、最高にかっこいい曲に仕上がっています(実際CD版のライナーノーツで、アレックス・コレッティという方の解説が載っているのですが、この方も「このライブで特に印象に残った曲」の中の一つに「RED HILL」を挙げています)。CD版にしか収録されていない「男と女」も良いのですが、この曲は原曲とあまり変わらない曲想の曲に仕上がっているため、原曲を聴いた時の感動とあまり変わりがないと思います。CD版もDVD版も、定価がそんなに離れているわけではないため、CD版収録の「男と女」と引き替えにはなりますが、やはり「RED HILL」と「映像」が付いてくる事を考えると、私はDVD版の方をお勧めします。「男と女」は聴けなくなりますが、CD版ならレンタルや中古などで聴けやすいため、「男と女」はレンタル等で借りて聴いてみるというのはどうでしょうか……?私なりに提案してみました…。
最後に、私が思うこのライブの目玉曲は「HANG UP THE PHONE(これは原曲を超えていると思います)」「NとLの野球帽」「CASTLES IN THE AIR(「OnYourMark」のリメイクバージョン)」「RED HILL」だと思います。特にこの4曲が最高にかっこいいです。 大ヒットしたわけじゃないけど、能ある鷹は爪を隠すような、いい音楽さりげなく内に湛えた一枚。 MTVEUが主体のアンプラグドシリーズの本編に(決してシリーズ終了後にMTVJAPANが企画したものではなく)アジアから初めて出た価値の高さ(1度目のオファーはC&A側が断ったのだという)、そして、そんな単なるブランド価値についてよりも、それを裏付ける高い演奏が聴ける作品としての意味合いが、大きい。
同番組は勿論生演奏でありごまかしが効かない(日本の番組は口パクが多かった)。よって、C&Aの実力が一発本番で試される。また観客は事前に誰が出るのか知らされていない中での演奏、しかも欧州人だ。言葉の壁だけでなく人種的先入観の懸念もあっただろう。
更に言えば番組には審査があり、質の低い演奏だったと判断されればOAされない。(参考:あるファンサイトのページ「◆本物の「日本人初」?MTVアンプラグド出演」による)そういう緊張感、グローバルに通用する音楽空間を作り出すプレッシャーの下に成り立っている企画なのだ。
こんな高い障害は日本では考えられない。そこを突破してのアジア発だし、ここに収録されている演奏は非常に名演だったとMTVも記している。
演奏は冒頭から仕掛けてくる。聴衆もどう来るのかと、聴く姿勢と判別する姿勢の両方を持って迎えている。だがC&A独特の素晴らしいメロが次々と発信されるにつれ、そのうねりの中にだんだん聴衆も身を任せ、C&A両人もほぐれてくる。いつのまにか言葉の違いによる懸念など、初めから杞憂だったと思えるほど、皆C&Aに酔いしれている。チャゲの後に飛鳥が臨むと空気が変わる第一声等は非常に聴き応えがある。
大成功に終った今作をコレクションに加えておくのはいい。MTVアンプラグドがCD音源で聴けることは他の日本人ではないからだ。
番組プロデューサー・Alex氏の「今まで全く聴いた事のない新鮮な旋律」等という長文紹介も注目。 是非聴くべきアルバム。 ライブ盤だから…と敬遠してる人がもしいるなら、 そんな心配は無用なので、是非聴いていただきたい名盤だと思います。
まず、HANG UP THE PHONEがたまらなく、かっこ良いです。 原曲もかっこ良くて『隠れた名曲』って感じだったのですが、 このアレンジも素晴らしすぎる出来なんで、 是非聴いてほしいです。 この1曲のために買ってもいい位ですね。